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第4章 百済の主

『じゃあ僕を殺そうとしたのは？』

｢…っしてない…｣

は?

｢本当は殺そうとしたんじゃなくて…っ｣

ゴニョゴニョと口を動かす百済

『言ってくれなきゃ分かんないんだけど?』

｢好きでござる！｣

『…え』

｢日向殿がいなくなった時に偶然見つけた天音殿に主になって貰おうと思って騒がれたら困るから…っ｣

いやいや普通鋭利な物突き付けられたら誰だって殺されると思うよね