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夫レシピ
第1章 ①まず出会います
「一色のご両親にはちゃんと挨拶したから大丈夫だぞ?」
「ああ、そうか……ぇ?挨拶って?」
「だから、結婚のだよ」
「………へ、へー」
まさかと思うが
こんな、何者かも解らない
怪しい女が突然
息子さんをくださいって言って
うちの両親が『よろこんで!』なんて
そんな展開ないよな?
皆無だよな?
「一色のご両親は大喜びだったぞ」
「がってーーーーーむっ!!!」
「あはははは!!一色は楽しいなぁ」
頭を抱え絶叫する俺に
千鳥は腹を抱えて笑っている