この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
好きにさせて
第8章 大人の恋人

「尚…」


「ん?」


「必要とされるって
うれしいね」


なんや急に

そう思うたけど
茜の気持ちに
のっかってみることにした

その気持ち
俺も分かるし


「うん…せやな…」


「………」


あれ?

茜からの返事がない

静かになった茜が気になって
身体を起こし
どことなく寂しそうな
茜を抱きしめると

茜も
俺に腕を回した


茜は
必要とされることや
触ってたいと言われることが
嬉しいらしい

けど
その言葉の裏を返せば

必要とされへんかったし
触られることもなかった
っちゅうとこや


離婚いうもんは
そんなもんなんか…


そんな茜が
妙に愛おしくなって
茜の耳にキスをすると
茜は
くすぐったそうに
首をすくめて
クスクスと笑った


こんなに可愛いのに
触らんとか
考えられへん


俺は
たまらなくなって
茜の笑ってる唇を
ぺろっと舐めると
茜はニコッと笑って
俺の唇を舐め返した


俺がまた
舐め返すと

茜も舐め返す


そのうち
どちらともなく
舌を舐めるようになり


いつのまにか

二人の舌は
深くもつれ合っていた


「…んっ…っ」


茜は
またクラクラしはじめたのか
俺の腕をぎゅーっと握り
たまに顔を背ける

それでも
舌を追う俺に
嫌とは言わず
何度も舌を絡ませ

そして

身体を熱くしていった

/300ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ