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好きにさせて
第9章 理由

「大丈夫

ほんとはちょっと
不安だったんだけど

久しぶりだったから」



「そぉか」


茜は
俺の胸の中

俺から
顔が見えないからか
こうしてると
茜は俺に色んな話をしてくれる


「不安て…
痛い時があったんか?」


「うん…少し…
でも大丈夫だよ。
今日は全然
痛くなかった」


「体調悪かったりするんか?
そんな時は
ちゃんと言うてくれよ?」


「体調とか病気とかじゃないの」


「?」


「多分」


「うん」



「多分じゃないな…

理由はわかってるの

私が…
気持ちよくなかったから」



濡れてなかったから


無理矢理やったから


濡れてもないのに
やられたから



俺は
茜の顔を上げさせ
髪を撫でながら
多分
今までで一番優しい
キスをした


茜が
愛されたいと言った意味が

必要とされたいと
言った意味が


優しく
抱かれた友人を

うらやましいと
思った意味が



少し
分かったような
気がした


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