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第5章 条件 ～青年悪魔が少年悪魔だった頃～

彼女を苦しませないために


別れを選んだ数日後


突然


彼女は帰らぬ人になった


死の間際


彼女は涙を流していた


ごめんなさい


弱くてごめんなさい


貴方を忘れるのが


怖かった


でもやっと


わかったの


私はきっと


また貴方に恋をするって


そう言って


彼女は


静かに目を閉じた