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孤城の中のお姫様
第2章 山川静香(やまかわしずか)〜都内有名私立大文学部4年年〜
私は座っていたベッドから降りて、床に正座していた相沢圭司に抱き着いた。
「お願いっ!相沢っ!私と一緒にいてっ!私を抱いてっ!」
その弾みで、膝の上に載せられていた、上下のパジャマが床に落ちた。
私が飛びつくようにしたので、相沢圭司は少しよろめいたものの、正座をしていたから、膝の上…正確には太股の上に私が座り込んで抱き着く姿勢になった。
相沢圭司は私の身体を受け止めながら、私の背中を摩ってくれた。
「静香さん。パジャマを着てください。」
「なんで、私じゃ未熟過ぎて抱けないのっ?私じゃ女を感じない?」
「いいえ…静香さんはもう高校3年生でしょう。それにあと半年で卒業です。もう立派な女性だと思います。…でも抱くとか抱かないとか…それは別ですよ。」
「私のお家のことや、お父様のことが気になるなら、そんなの関係ないわっ!今日だけ…私たちの秘密にしておけばいいでしょ?そうしたら私…明日、東京に帰るわ。」
相沢圭司は、抱き着く私の腕を離し、膝の上から下ろすと、両腕を抱えて抱っ子をするように、また元座っていたベッドに座らせ直した。
そして、相沢圭司は私と相対して床に正座するのではなく、今度は私の横に座った。
「静香さんは、魅力的な女の子です。高校生だからといって、私が女性として全く意識していないとでも思ってましたか?」
「じゃあ、私のことを…今夜、私を抱いてくれるの?」
相沢圭司は黙り込み、俯いた。
そして、膝の上に肘を置き、頭を抱えような仕草を見せた。
「お願いっ!相沢っ!私と一緒にいてっ!私を抱いてっ!」
その弾みで、膝の上に載せられていた、上下のパジャマが床に落ちた。
私が飛びつくようにしたので、相沢圭司は少しよろめいたものの、正座をしていたから、膝の上…正確には太股の上に私が座り込んで抱き着く姿勢になった。
相沢圭司は私の身体を受け止めながら、私の背中を摩ってくれた。
「静香さん。パジャマを着てください。」
「なんで、私じゃ未熟過ぎて抱けないのっ?私じゃ女を感じない?」
「いいえ…静香さんはもう高校3年生でしょう。それにあと半年で卒業です。もう立派な女性だと思います。…でも抱くとか抱かないとか…それは別ですよ。」
「私のお家のことや、お父様のことが気になるなら、そんなの関係ないわっ!今日だけ…私たちの秘密にしておけばいいでしょ?そうしたら私…明日、東京に帰るわ。」
相沢圭司は、抱き着く私の腕を離し、膝の上から下ろすと、両腕を抱えて抱っ子をするように、また元座っていたベッドに座らせ直した。
そして、相沢圭司は私と相対して床に正座するのではなく、今度は私の横に座った。
「静香さんは、魅力的な女の子です。高校生だからといって、私が女性として全く意識していないとでも思ってましたか?」
「じゃあ、私のことを…今夜、私を抱いてくれるの?」
相沢圭司は黙り込み、俯いた。
そして、膝の上に肘を置き、頭を抱えような仕草を見せた。