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孤城の中のお姫様
第2章 山川静香(やまかわしずか)〜都内有名私立大文学部4年年〜
相沢圭司は一定の間隔でゆっくり腰を動かした。

「あぁんっ!あんっ!圭司っ!圭司っ!」

私は身体が裂けてしまうのではないかとさえ思える、衝撃に堪えていた。

相沢圭司を愛する心がなかったら、この初体験は、乗り切れなかったかもしれない。

「あぁ…静香さん…もうすぐ終わりますから…少しだけ我慢してください…。」

相沢圭司の腰の動きが、さっきより早まった。

「あんっ!あぁんっ!圭司っ!圭司っ!あぁんっ!」

私の身体が、相沢圭司の腰に突き動かされて、前後に何回も揺さぶられた。

「静香さん!静香さん!あぁっ……。」

相沢圭司が、急に腰を浮かせて、陰茎を私から抜くと、私のおへその辺りに、腰と陰茎を着けて、再び抱きしめてきた。

私のおへそ周辺に、生温かい感覚が広がり、脇腹を伝わった。

相沢圭司の精液が、私と彼のお腹、私の脇腹から流れ落ちたものはベッドシーツに流れ落ちシーツを濡らした。
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