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水も滴るイイ女3
第1章 ドクンドクン
地下組織ハロウィンのオークションには時折、雌モンも出品される。
ポーチャーと呼ばれるモンスター専門の密猟者が狩ってきた雌モンをハロウィンが買い取り、一般大衆に闇市を開催して高額で取引するのだ。

出品されるのはハーピーやラミアが大半を占めるが今回は人魚のネレイドが姉妹セットで競りに上がった。ネレイドは亜種が多く存在する。マーメイドやセイレーンがそうだ。だから人魚にはグレードがあり値段には人によって甲乙があるのだが、姉妹セットとなると値段は高額となった。
結局は6000万ゼニである男に落札された。



-スケベ男の部屋-
オークションから部屋に帰ってきて10分後にはハロウィンの社員が二体の人魚を抱えて俺の部屋にやってきた。
高い買い物だったが姉妹セットというのが魅力だった。これなら姉をグロッキーになるまでバコっても妹に交代してHを継続できる。
「ふっふっふ、高い買い物だった」
俺は人間の女の子には相手にされない人生だった。こんなんなら雌モンだって構わない。モンスターだって人間の精子で妊娠ができるんだ。お袋や先祖には悪いが、人間でなくったって一族の血が絶えるわけではないのだから―-
そう物思いに耽っていると。
「ちょっと、あんた!」
発育のいい姉の人魚が俺を睨みつけながら騒ぎ始めた。特に彼女たちを拘束する枷はなどはつけていない。逃げたところで街中に人魚が現れたら射殺だ。
「私たちは売り物じゃないんだかんね。はやく海に帰しなさいよ!」
そう姉人魚が言うと妹に振り向いて彼女の頭を撫で始める。
「大丈夫よ。お姉ちゃんが守ってあげるから」
「うん」
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