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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第4章 始まりの朝
ふと横を見上げると、和食の朝ごはんをお盆に載せた女の子があたしを見下ろしていた。
「あ、すみれさん。おはようございます。」
すみれさんは、このお屋敷で働いて2年くらいになるらしい。あたしの先輩だ。
引っ越してきた日に声をかけられてから頻繁に話すようになり、部屋の片付けを手伝ってくれたり、一緒にご飯食べたりしてるうちにあっという間に打ち解けた。
「いよいよ莉愛菜も初仕事だね。わかんないことあったらいつでも聞いて。」
「ありがとうございます。すみれさんいるから心強いです。」
「チーフにあたしが莉愛菜の教育係りになれるように頼んどいたから大丈夫よ。ビシバシ鍛えてあげるから!」
「お手柔らかにお願いします。笑」
なんか知り合ってまもないとは思えないくらい。
あたしのお姉さん的存在。

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