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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第70章 闇の中の真実

かさにあたる水の音。
みちにあたる水の音。
水たまりにおちる水の音。
ぜんぶちがうからふしぎでたのしい!
あめがだいがっしょうしながらりあなとあそんでくれる。
りあなはずっとばしゃばしゃしてた。
そうしてあそんでたら、いきなり大きなかぜがふいてきて、りあなのかさをとばしちゃったの。
りあなのお気に入りのかさ。
パパがかってくれた。
ママがりあなににあうよって言ってくれた。
かさがあんなところにある。
ママに行っちゃだめって今言われたところに。
どうろの上に。
どうしよう。
このままじゃかさが車にひかれちゃう。
せっかくかってもらったのに。
ママを見るとまだとおくをみながら手をあげてる。
まだタクシーはつかまらない。
今のうちにかさをたすけてあげなきゃ。
車がきてなかったから、いそいでかさを取りに行った。

