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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第16章 ご主人様の心中
今までたくさんの女を抱いてきた。
求められれば答えてきた。
でも、おれが求めているのはいつも一人。
近づけない事へのもどかしさ、悔しさ、寂しさから逃れようと言い寄ってくる女をいいように弄んだ。
そんな鬼畜と思われるようなことをしても、それを喜ぶ女ばかりで吐き気がした。
どうせ抱くなら身体の具合のいい女がいい。
どうせなら俺好みに…。
そう思いいろんな女を攻め立て続けた。
りんも含め、今俺に抱かれてる女は、身体だけはおれ好みの女たち。
感度、締まり具合、従順さ、鳴き声、仕草……
俺好みになるように調教を続けた。
でもあんなもの何の意味もない。
身体が一時満足するだけ。
その後に残るのは虚しさだけだった。
それを今日まじまじと感じた。

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