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第2章 裁判

"では被告人"

はい。

"貴方は
殺人を犯した事を
認めるのですね?"

ｸｽｯ…そう言う事になるかな…ｸｽｸｽ…

｢おい。見ろよ！あの被告人笑ってるよ｣


おぃあんたら。

｢…?｣

人を殺すのは罪か?

｢はい…?｣

罪かって聞いてんだよ。答えろ。

"被告人は私語を慎む様…"

黙れっ!腐れ裁判官!私は悪く無いんだ!









ふざけるなぁぁぁ!！








ﾄﾞﾝｯｶﾞｼｬﾝ!ﾊﾞﾘｰﾝ!

｢おいっ!抑えろっ!｣
離せっ!離せよっ!

"えーｺﾎﾝ。被告人は精神に異常があるため今回の裁判は次に移らさせて頂きます"
私はっ…私は異常なんかじゃないっっ!
ふざけるなぁ!！


｢おいっ!連れていくぞっ!｣

離せっ!ﾊﾞﾀﾊﾞﾀｯ

｢裁判官。
…あれの許可を。｣

"うむ…。周りの電気を消しなさい。"

ﾊﾟｯ


｢ｻﾞﾜｻﾞﾜ…えっ…何ー?｣

離せっ!

｢すまない。｣

離せっ!

ﾊﾞﾁﾊﾞﾁﾊﾞﾁｯ


…ぎゃぁぁぁ!





｢行くぞ。見られてはマズい。非常事態に寄っては裁判官の指示で電気ショックを与えて被告人を気絶させることが出きるなどバレたらマスコミが黙っていない｣

ｺﾂｺﾂ…



…。
……………。








#$%&""!!!

%&!#\!!!!

……ん。此処は?

｢やぁ。目が覚めたかい?人殺しのお姫様?｣








人殺しのお姫様?
何を言ってるんだ…この人…









｢不思議そうな顔してるねぇ?あ自己紹介がまだだったね。
僕は"勇気"だよ。
君は…名前を知らないから"姫"って呼ぶね?ようこそ異常者専用棟へ｣

異常者専用棟?
何それ…?
私は異常何かじゃ
ない………。

｢人を殺しているのに異常じゃないの?｣

…。


私は間違ってない。
｢人を殺しているのに間違っていない?
あ～ここまでくるとそれは異常のなかでも"重度"の状態だね｣
…違うっ!
私は異常なんかじゃないっっ!！

"あ゛ーもうこの女うるせぇよ勇気。"

独り言…?

"本当に煩い子だわ"

女の喋り方…??
何この勇気って人さっきから独りでブツブツと…

"おい。女。 "

はい…?

"やらせろ"

は…?

"うるせぇんだよ。
さっきから。まぁ強気な女は嫌いじゃねぇ"

嫌っ話してっ…