この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
彼方
第1章 序
「どうしてですか…先輩…」
ちなみは興奮と困惑の狭間で揺れていた。
「どうしてって…それは君が望んだことだろう?」
薫はちなみの前髪をかきわけながら言う。
彼の眼は獲物を前にした猛禽のように鋭く、ちなみは恐怖を感じた。
「君はとても綺麗だよ」
薫の優雅な手のひらが、ちなみのむき出しのうなじに触れる。
彼女はその手の冷たさに震えた。
「いやっ、放してください…!」
ちなみは身じろぎするも、力強い薫に抗うことはできなかった。
「キスだけでこんなになったんだ。
顔に似合わず、ちなみちゃんはエッチな娘だな」
薫はちなみの愛液で湿った太ももを撫でながら言った。
「そんな・・・」
ちなみは恥ずかしさのあまり、手のひらで顔を覆った。
先輩って、こんな人だったの・・・?!!
爽やかで後輩思いの優しい先輩は、いったい何処へ・・・!?!
ちなみはひどく混乱していた。
ちなみは興奮と困惑の狭間で揺れていた。
「どうしてって…それは君が望んだことだろう?」
薫はちなみの前髪をかきわけながら言う。
彼の眼は獲物を前にした猛禽のように鋭く、ちなみは恐怖を感じた。
「君はとても綺麗だよ」
薫の優雅な手のひらが、ちなみのむき出しのうなじに触れる。
彼女はその手の冷たさに震えた。
「いやっ、放してください…!」
ちなみは身じろぎするも、力強い薫に抗うことはできなかった。
「キスだけでこんなになったんだ。
顔に似合わず、ちなみちゃんはエッチな娘だな」
薫はちなみの愛液で湿った太ももを撫でながら言った。
「そんな・・・」
ちなみは恥ずかしさのあまり、手のひらで顔を覆った。
先輩って、こんな人だったの・・・?!!
爽やかで後輩思いの優しい先輩は、いったい何処へ・・・!?!
ちなみはひどく混乱していた。