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第5章 二度目のすれ違い

優也と麻子 最終便で日本を後にした

「ああ、麻子、行っちゃた」

「うん、ママには幸せになって欲しい」

「そうだよね、今まで断り続けて来たからね、ママが決めた事には反対しない」 「君たちできているね、」

「だって僕達の為恋愛なんてできなかったし楽しい時間もさえ与えなかったし、ママがあの笑顔取り戻して来るなら」 「よくママ言ってた未来は、好きな人と初めて結ばれた子、僕は夢の中で好きな人との子だって」