この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
春雪 ~キミと出逢った季節 ~
第8章 新しい一歩
「……っ んん……!」
再びユキと唇が重なる。
さっきとは違って、今度は噛みつかれるように
舌が喉の奥にまで届きそうな程、深く深く絡んできて
息が苦しくて、でも、ゾクゾクして……
「……はぁっ……」
……溶けてしまいそう。
何もかもが熱い。
「今夜は、俺の名前を呼んで」
「………!」
「俺と居る時は、遼くんを忘れてよ。
……忘れる “ ふり ” でもいいから」
熱を帯びた視線で、頭がクラクラする。
ユキの手が、器用に私のニットワンピを脱がせていく。
隠そうとした手を振り払われて、フロントホックの下着が外された。
「……あ、あの……電気……」
「嫌だ、見たい」
「で、でも恥ずかし……」
「つっても俺、月曜に全部見てるけどね」
ぜ、ぜ、全部って……!?///
そうだ、私の中が飲み込むとかなんとか……
って、わわ、足広げないで……っ!
「……思い出した?春ちゃん」
膝を曲げさせて、内ももにキスを落として
脚の間から、ユキがふっと笑った。