この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
春雪 ~キミと出逢った季節 ~
第8章 新しい一歩
……変だ、すごく変。
身体が言う事を聞かなくて、ユキの指の動きに合わせてビクビクと跳ねる。
私だけ、足を大きく広げてベッドに横になっていて
その間に座ったユキが、とんでもない刺激を与えてくる。
「……っ あ、ん、ん……んあぁ…」
「……やばい。
何その声、ダメでしょ」
「……!!……んっ……ふ……」
「違う、抑えないで。
もっと聞かせて」
慌ててきゅっと結んだ唇を、こじ開ける様に
指を私の中で動かしたまま、覆いかぶさったユキがキスの雨を降らす。
むさぼるような、食べるような激しい口づけに
なんとかついていきたくて、必死に舌を絡ませると
「……エッロ」
「………っ」
「反則。ずるい。
我慢できねぇよ」
身体を起こしたユキが、眉間にしわをよせて私を見下ろす。
「…………!///」
……いつの間に脱いでいたんだろうか。
明るい室内に、惜しげもなく披露された割れた腹筋。
こ、こんなに細いのに、腕とか、お腹とか、なんでそんなに美しく引き締まってるの……?