この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
春雪 ~キミと出逢った季節 ~
第10章 目撃

「ぼ、暴力はダメですよ~~……」


色んな妄想が頭の中に広がって、恐る恐る言ってみると

車の速度を落としながら、宮本さんは声に出して笑った。


「アホ、女に手なんかあげるかよ」

「……で、でも」

「立てなくなるほど愛してやったって話」

「……えっ!?」

「あの発言は冗談。
俺、沙月に説教することなんてひとつもねぇもん」

「~~~~!!」


っっひゃぁぁぁぁ~~!!///

さらりと言い放った胸キュン台詞で、車内に爆風が吹き荒れた。

ってくらい、ものすごい衝撃が心臓を貫く。


「誰にも言うなよ?」

「……は、はははい!」

「彼女にベタ惚れって本来のキャラ、必死に隠してるんだから」


……す、すごい、ドキドキする///

片目を瞑るその仕草も、狙った感じ全くしないし、イケメンっていちいち素敵すぎるよ。

沙月、羨ましいなぁ…!!

手脚をバタバタさせたい衝動を抑えて、ニヤけてしまう顔に手を当てると


「蓮見」



赤信号で止まったタイミングで

宮本さんは私の方に顔を向けた。



「お前、最近いい顔してるな」

/438ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ