この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
春雪 ~キミと出逢った季節 ~
第6章 先輩と後輩

「すみません、加賀谷さん。
今の話、聞いてましたよね……」


遼くんを目の前にして、沙月は恐縮しながら手を合わせたけど

仕事上、普段から係わりのある仲の良い2人だから、空気は和やかだ。


「どうせ宮本(みやもと)から頼まれたんだろ?
つまんねぇからお前も来いってな感じで」

「………!///」

「あいつここ最近、性格に似合わず律儀なんだよな~。
前だったら会社関係の行事なんて一切出なかったくせに」

「あ、あはは……そうですかねぇ……」


楽しげにニヤニヤする遼くんとは対照的に、沙月の顔がみるみる赤く染まっていく。


「…………?」


宮本って……営業一課の宮本さんのこと?

名前の出た彼もまた、遼くんと芹澤さんと同期の1人で

営業部の絶対的なエースであり、おそらく会社で1番のモテ男だ。


………沙月がこんなに照れる姿を初めて見るし

そもそも部署の違う宮本さんが、沙月を誘うって………



……こ、これは

も、もしかして……!?


/438ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ