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快楽の奴隷
第17章 闇と光
彼の呼吸が余計に花純の興奮を誘う。
されるがままに身を任せているうちショーツも足首まで落とされてしまう。
裸になった彼女は夜の街に向け、その全身を晒していた。
月明かりしかない暗闇の中で、彼女の裸体は白く発光しているかのような幻想的な美しさがあった。
しかし濡れた雌花は艶かしく肉欲的に美しい。
その穴に指を挿し入れ、ぐるりぐるりと内壁を擦り可愛がる。

「あっ……あっ……」

喉を反らした花純は視線を月辺りに泳がせて鳴いた。
高梨が耳たぶから唇を離すと、唾液の糸が伸びた。
花純は振り返り、その唇に吸い付く。
キスと呼ぶには野蛮すぎる動きで、花純は高梨の唇を噛み、舌で彼の歯茎を舐め、男の舌を啜った。
フェラチオよりもはしたないほどの感情を剥き出しにした口づけ。
それに感化され、高梨も血流が下半身に集中した。
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