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快楽の奴隷
第19章 快楽の奴隷
「せめてお尻の……穴に……」

花純の予想外の決意に二人は目を剥く。

「……膣は高梨さん以外受け入れたくありません……だから……せめて……」

花純の顔はいたって真剣だった。

「そちらの方がハードルが高いような気が致しますが……」

曽根は恐る恐る確認する。
一方の高梨は満足げに微笑んだ。

「いいだろう……曽根。アナルに挿れてやれ」
「しかしっ……」
「構わない。俺も花純のソコに挿れたことはある。貫通済みだ……」

答えながら高梨はナイフを手に取り、結わえた手首と足首の縄を斬る。

「畏まりました」

忠実な猟犬はチャックを下ろし、たぎった棹にゴムを巻き付ける。

「お願いいたします……」

四つん這いの花純は臀部を突き上げ、曽根に向ける。
高梨も服を脱ぎ、衰えのない肉体ひとつとなり、花純を見下ろしていた。
言われるまでもなく、花純は愛しい男の剛直を握り、先端から根本へと舐め始める。
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