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お前は俺のxxx
第23章 波乱の前兆⁉︎

【颯太】ーSideー
教室から結愛の姿が見えた。
相変わらず、クラスの野郎たちに囲まれてる。
まぁ、クラスメイトだしな。
そこまで束縛しようとは思ってねぇ。
そんなことしてたら、結愛を孤立させてしまうからな。
結愛に声をかけた時
1人の男に目が止まった。
あいつ。朝倉...?
同中だったが、仲が悪かった。
朝倉のグループとは敵対してた。
工業に行ったはずのあいつが
何でここにいんだよ?
『おい颯太。あれって朝倉じゃねぇ?』
『ああ。』
『え⁉︎どれ⁉︎ っまじだ‼︎
何で朝倉がいんの⁉︎
結愛ちゃんといるってことは1年?』
『あ。俺、なんか噂聞いたかも。』
碧は、聞いたという朝倉の噂とやらを話し出した。
朝倉は通ってた学校で、留年することが決まった日に、教師をボコって退学になったらしい。
違う学校に入学することになったが、朝倉とグループの奴らが他校の生徒と揉めた。ってことまでは聞いたらしいが...
なるほどな。あいつの親父か。
ダブって1年から入学してきたってわけかよ。
それにしても、結愛と同じクラスって。

