この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
喪われた記憶
第13章 新しい生活
こんなの私じゃない。
なんてはしたない事を……
すぐさま後悔に負われる。
ますます赤みを帯びる頬を押さえ、
恐る恐る振り向いた。
後ひと押し。
「紫苑…ダメ……?」
すると紫苑は、
私を強制的に前に向かせた。
そして、待ちわびた刺激を与えた。
「ひゃあああっ………んっ!」
ビリビリと電流が走る。
ようやく与えられた刺激に
体が悦んでいるようだ。
『…っ……まさか月琴がそんなこと言うなんて』
「……嫌だった?……んぁっ」
『いいや。むしろ……』
―――グニッ…グニッ…
「あっ!…はぁんっ…んんッ……」
『前よりももっと…好きになった。』