この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
喪われた記憶
第13章 新しい生活
『…そんな隅っこ行ったらなんにもできないだろ』
「………」
『はぁ……仕方ねぇな』
腕を掴まれ、一気に紫苑の方へと引き寄せられた。
「…ひゃっ……!」
『手のかかるお姫様だ』
お腹に手を回され、首筋に顔を埋めた。
それだけで、私の体は反応してしまう。
「…ふぅ………ん…」
すると、唇を這わせ始め
お腹に回されていた腕は胸を刺激した。
「…ふ…ふぁぁっ……あ…やっ…」
そして、片腕も外し
胸を両方とも刺激された。
唇は頬や鎖骨までを愛撫していく。
『…月琴…こっち向いて?』
「…ん」
頬に手を添えられて、後ろを向かされる。