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喪われた記憶
第19章 刻み始めた時






幸か不幸か、紫苑はそのパーカーを洗わない。




だから、彼の香りが沢山染み付いている。




「…紫苑っ……ごめんね……っ」





そのパーカーを鞄に押し込んだ。





もうその場を整える時間もない。




階段を駆け降り、玄関で靴を履き、








「………さよならっ…大好きだよっ…」








―――ガチャ…ガチャ






家の鍵を閉めて…




私は父の元へと戻った―――。


















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