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喪われた記憶
第21章 記憶の断片







部屋に戻るとお父さんはいなかった。




仕事に行ったんだろう。




そういうところだけはしっかりしてた。






私は自分の荷物を探る。




そして取り出したのは、一着のパーカー。









――――スゥゥゥゥゥゥ……





「………ハァァァァァァ」











落ち着く…紫苑の香り……







羽織ってみると、体中から香りがして



まるで抱き締められているみたいだ。






そのまま自分を抱きしめた。





「……紫苑……っ」








聞こえるはずのない声は、朝日に吸い込まれていった。














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