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喪われた記憶
第22章 追求





『あぁ…もしかしてリコピンとお父さんのこと?』




―――リコピン…!?



月琴はトマトか!!





『そう!

 ……今色々あってお父さん探してんだけど。

 何もつかめなくて困ってるの!』




『…ん〜。
 私は心当たりないわ……残念だけど』




「……そうですか……」





俺達に『用事あるから』と言うと、


爽やかに去っていった。






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