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喪われた記憶
第6章 一日中…



「…んふぅッ!…んんんッ!」




『何…?

足りないってか。

お前…以外とそういう性質だったりしてな。』




そう言って、男は3つ目のローターのスイッチをつけた。



『…次はどこに当てようか?

背中はダメか。

じゃあ…早いけどあそこに当ててやるよ。』




耳から遠ざかって、下へと近づく振動音。




「んんンッ!フゥゥッ…んんーーっ!」




―――嫌……



―――お願い……



―――そっちだけはっ!!










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