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喪われた記憶
第7章 崩壊寸前




バイブとローターの電源を切る。



『………っ……』




月琴の白い肌が赤く染まったように見えた。




俺は目隠しをとった。




そして…息を呑んだ。




すっかり涙で潤みきった瞳…



汗ばんでしっとりした肌…



顔に張り付く艷やかな黒髪…



息が弾んで上下する胸…



涎が止まらない赤濡れた小さな唇…



愛液で濡れ光る下腹部…






「……綺麗だ……」




思わず口をついて出てしまった。




月琴は目を見開いて、それから




『…らめ…みないれ……』



回らない舌で必死に抵抗した。












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