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第5章 中学生編＊睦月side

神尾が他の女の子に告白されるところなんて見たくなかったから、私は通話を切ってすぐに学校を出た。

でも途中まで帰ってやっぱり気になり、バカみたいに走って学校に引き返し、裏庭に向かう。
そこにはもう二人は居なかったけれど、代わりに携帯が鳴って神尾が低い声で近くの公園に来いと言った。

その不機嫌そうな声に不安を感じながら公園に着くと、いきなり凄い剣幕で怒鳴られた。