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シーシーShe
第5章 中学生編*睦月side
口答えしたのが気に入らないのか、神尾は殺気だった表情で私を公衆トイレの外壁まで追い詰めた。
「からかっただけなんだとさ」
神尾が御園さんの告白を断ると、彼女はキレ気味にそう言ったらしい。
御園さんが神尾のカノジョにならなかったことにホッとしている暇はなかった。
私の何が気に障ったのか神尾の怒りは収まることなく、胸を鷲掴みされ『止めて』と懇願しても聞き入れてはもらえなかった。
激痛に耐えられず失禁して座り込む私に、神尾はトドメを刺す。
「俺、隣のクラスの佐藤と付き合うことにしたから」
「からかっただけなんだとさ」
神尾が御園さんの告白を断ると、彼女はキレ気味にそう言ったらしい。
御園さんが神尾のカノジョにならなかったことにホッとしている暇はなかった。
私の何が気に障ったのか神尾の怒りは収まることなく、胸を鷲掴みされ『止めて』と懇願しても聞き入れてはもらえなかった。
激痛に耐えられず失禁して座り込む私に、神尾はトドメを刺す。
「俺、隣のクラスの佐藤と付き合うことにしたから」