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第5章 中学生編＊睦月side

帰りのホームルームで簡単な送別会をしてもらい、一緒に帰る途中で友佳さんが
「あたしにまで黙ってた罰として、これから神尾んちに行って告白してくること」
と言って私の背中をドンと押した。


「で、でも熱出して寝てるだろうし…」

私だって最後に一目でも顔を見たかったと思わなくはないけど、ただでさえ具合が悪いのに家まで押し掛けるのは気が引ける。