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第12章 高校生編＊告白

「もう一回言ってみて？」

「ば、バカか、あんなん一回言えば充分だろ」

思い出すだけで顔から火が出そうだっつーの。

「酷くない？私の告白とバージン奪ったこと何年も無視しておいてさ…再会した時も神尾ってば冷たかったし、辛かったんだよ？」

「う！それは…黙って転校しちまったと誤解してたし…悪かったよ」

しょんぼりする村下に、罪悪感で胸が痛む。