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第4章 中学生編＊カノジョ

「んなわけねぇだろ、俺には可愛いカノジョがいるんだから。お前もいつまでも俺をからかってないで彼氏つくれよ」

「あ痛ッ！」

俺は御園にデコピンを食らわせ、気持ちを落ち着けるためにトイレに向かった。

ふと思いついてポケットから携帯を取り出して見るが、何度見ても村下からの着信はない。

連絡なんか、別に無くてもいいけどな！

脅したとはいえ、キスしかしたことないカノジョよりもエロいコトした仲だけどな！

カノジョを差し置いて初エッチの相手役として夢に出てくるような空気の読めない女、いなくなって清々するっつーの！