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シーシーShe
第4章 中学生編*カノジョ
もう止め止め!
あんな奴のことをグジグジ考えても時間の無駄だ。
俺はトイレの手洗い場で顔を洗い、ハンドタオルでガシガシ拭いた。
教室に戻ると、終業式が始まる時間が過ぎていて全員体育館に移動した後だった。
ありきたりな校長の挨拶を聴くために遅れて体育館に行くのも億劫で、俺はカバンを持って教室を出た。
家に帰る途中、終業式をサボッたことを詰(なじ)る電話が佐藤からかかってきたが、今日はカノジョの声さえ耳障りに感じ、生返事だけして切ってしまった。
あんな奴のことをグジグジ考えても時間の無駄だ。
俺はトイレの手洗い場で顔を洗い、ハンドタオルでガシガシ拭いた。
教室に戻ると、終業式が始まる時間が過ぎていて全員体育館に移動した後だった。
ありきたりな校長の挨拶を聴くために遅れて体育館に行くのも億劫で、俺はカバンを持って教室を出た。
家に帰る途中、終業式をサボッたことを詰(なじ)る電話が佐藤からかかってきたが、今日はカノジョの声さえ耳障りに感じ、生返事だけして切ってしまった。