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PINK
第2章 澪
男は私の中でイク。
ダラダラと私の女性器を伝い精液が流れた。
愛する男が自分の中に精液を放す時、女なら最高の幸せを手に入れた気分に慕う事だろう。
女は性交により子を宿す機能が備わっている。
その摩訶不思議な機能が余計にそう思わせるのか?
子を宿す目的の性交でないにしろ、自分の中に愛する男の精液が放たれた時、愛を感じるものではないだろうか?
快楽に身を投じていたとしても、その感触を生殖器で感じる。
愛する男の子を宿す可能性が秘められたセックスをするのだから。
それでも私はピルを飲む。
女としての責任を追う為に。
こんな淫乱女の私でも、自制心を持ち、この男を求めながらも、犯してはいけない罪の領域は越えずに止まる。
一時の快楽に走って、最低な女にならない為に。