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キミといる場所
第5章 秘密の番号

「おはようございます」
現場の様子を見てから出社したら、
事務所の面々はもうすでにデスクについている。
なんとなく静かだ。
あ、花穂ちゃんがいない。
「すごい鼻声で電話してきたわ。風邪ひいたとさ」
あらま…。
カットしたら絶対花穂ちゃんが飛んできて、
どこの美容室ですかぁ?とか、
カラーの色何ですかぁ?なんて
まとわりつかれると思ってたのに。
男ばかりの事務所の面々は、
気づいてないのか面倒なのか、
なーんにも言ってくれないし。
肩透かしを食ったようで、私も静かにデスクについた。
現場の様子を見てから出社したら、
事務所の面々はもうすでにデスクについている。
なんとなく静かだ。
あ、花穂ちゃんがいない。
「すごい鼻声で電話してきたわ。風邪ひいたとさ」
あらま…。
カットしたら絶対花穂ちゃんが飛んできて、
どこの美容室ですかぁ?とか、
カラーの色何ですかぁ?なんて
まとわりつかれると思ってたのに。
男ばかりの事務所の面々は、
気づいてないのか面倒なのか、
なーんにも言ってくれないし。
肩透かしを食ったようで、私も静かにデスクについた。

