この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
彼と彼女の色々な関係~君に溺れて~
第6章 願い事~海斗~


時折靡くブラウンの長い髪

微笑んで少し細められたぱっちりとした大きな瞳

綺麗に弧を描く血色のいい唇

少し上気したピンク色の頬


その全てが俺を捉えて離さない

その横顔をこのままずっと見つめていたい

そう思うほどに綺麗だった


何かを思い出してるのか、莉愛菜は空を見上げながらまた小さく笑った。


俺はようやく足を動かし、その背中に近づく

窓を開けるが、莉愛菜は気付かない。

優しい夜を纏う風が莉愛菜から桜の香りを俺の元へ届ける。

夜はいつも桜の香りが色濃く香る


莉愛菜の好きな花

莉愛菜の好きな母親の名前の花


この香りを纏わせたのは俺自身

俺がそうさせたのに、俺の方がこの香りに夢中になってる

莉愛菜は桜の香り

桜は莉愛菜


桜の香りは、俺を欲情させる


/195ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ