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彼と彼女の色々な関係~君に溺れて~
第7章 熱~莉愛菜~


「離れるわけ、ないだろ。」

俺だって、昨日の夜はいつもいるはずの莉愛菜がいなくて寂しくて堪らなかった。

だから今日は、しっかりお前を抱きしめて眠ろうと思っていたんだ。

風邪が移るとかそんなのどうでもいい。

莉愛菜が俺を求めてくれてるんだから、俺はそれに答えるだけだ。

だって、俺がしたかった事を莉愛菜がこんなにも求めてくれてるんだから当たり前だろ?

俺は愛しい莉愛菜の寝顔を見ながらゆっくりと瞼を閉じた。







しばらくして目を覚ますと、すぐに俺の腕の中で眠る莉愛菜の様子を見る。

莉愛菜はまだ苦しそうに息をしながら眠っている。

時計を見ると2時間程寝ていたようだ。

莉愛菜はまだ目を覚ましそうにない。

俺はそっとベッドを抜け出して、前に莉愛菜がやってくれたのを真似してヒエピタを用意。


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