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奪われた6月の花嫁~優しい嘘~
第5章 通り雨~海辺での出来事~
 車内は軽く冷房が効いている。車のエンジン音、ワイパーがひっきりなしに動く音、静かな雨音だけが車内の重苦しい沈黙を余計に感じさせていた。
 柿沼はダッシュボードの小さな箱を取り、煙草を取り出した。火を付けると、紫煙がうっすらと立ち上ってゆく。それを眼で追うともなしに追いながら、低い声で唐突に沈黙を破った。
「別れよう」
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