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甘いキスを永遠に
第15章 第一歩
元哉が、目を覚ました。


「麻実ちゃん、ありがとう…」


たどたどしくそれでも笑みを絶やさない元哉…


「お粥作ったよ。少し食べて薬飲もう」


元哉はコクリと頷いた。


私はお粥を茶碗に注ぎ、ふうふうとしながらスプーンで元哉の口に運んだ。


半分くらいは何とか食べれて、薬を飲ませた。


「もう少し寝ようね」


そう声をかけてベッドに横にさせた。


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