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甘いキスを永遠に
第15章 第一歩
目が覚めると時刻はすでに夕方近くだった。


元哉がベッドにいない。


「元哉?」


すると元哉がバスルームから出てきた。


「元哉!」


私はしがみついた。


「もう大丈夫なの?」


「麻実ちゃんが看病してくれたからね」


いつもの元気な優しい笑顔に戻っていた。


「熱は?」


「俺若いからすぐ回復しちゃうんだな」


そう言って笑った。

良かった…


本当にホッとした。

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