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甘いキスを永遠に
第19章 愛の静寂へ
「…んん…元哉…」


目を開けると元哉が優しく私を見つめていた。


「麻実…愛してる」


「元哉…」


元哉の愛してるは初めてだ。


かなり胸を熱くした。


「俺、凄く麻実を感じた」


「私も…」


元哉は私の頭を撫で、優しく髪を何度も掬った。


「麻実の体全部に俺を記憶した。この髪にも…」


「元哉の体も私を覚えた?」


「もちろんだ、もう麻実しか愛せない」


私は元哉の胸に顔を埋めた。


「元哉…愛してる」


元哉が優しく抱き締めてくれた。



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