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第41章 元哉の誕生日

クッキープレートを作る時の粉をいじってイタズラをした。


「元哉、アナタも料理してたなら分かるでしょ！イタズラしないで」


そう言った時にはもう元哉の頬に粉が付いていた。


もう…


私は元哉の頬をエプロンを捲って拭いてあげた。


元哉は嬉しそうに笑った。


プレートの型作ってる時は腰を掴んで邪魔した。


「いい加減にして」


ちょっと睨みつけたらシュンとした。


あら可愛い…


私は心の中でクスリと微笑んでしまう。