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第1章 親子げんか

「ざ けんじゃねぃ」

「紗央莉がさっさとみつけないからだろ？」

「あ あそうですか？って犬やネコであるまいし、見つかるわけない」
「だったら部屋においた、写真はみてないな？」 「興味ない」

「あ あこれで会社で受付にいるのか？皆にみせたい、悪態を」


「何抜かすか？誰のせい？会社の為だからって一体お見合いさせたら気がすむんだ？オヤジどの」


「まあいい、明日紗央莉の会社に相手を潜り込ませたから、この間の社長にした事だけはするな？」


「やれるものなら？いままでのお姉さまみたいにすんなり行くと思うな、このがめついオヤジ」


自分の相手くらい見つけるって思っているのにいつになったら解放してくれるの？
見たくれだけでお見合い話もってくるな、タコ


「紗央莉、女の子がみっともない言葉使わないの？明日早く帰りなさいよ」

「ママ・・・・・」

「紗央莉好みの男性なのに」

「ママがいいなら、ママがお見合いしたら？」



「行ってきます、」


「今日は早く帰りなさいよ、」