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溺れる恋は藁をも掴む
第17章 溺れる
今なら、百合の気持ちを分かってやって、
少しは百合にとって居心地いい男になれたかもしれないけど…

あの時の俺は、百合を自分のものにしたい独占欲に支配されて、百合に溺れて、繋ぎ止める手段で抱いていた最低男。


セックスが終わった後、
百合は乱れた衣服を直しながら、
言うんだ。

「晶……こんなのイヤだよ」

「今から百合は他の男に愛想振りまきに行くんだろ?
仕事だから仕方ないよな。
でも、そんな百合を見送る俺はどうなの?
こんなに好きなのに、そんな場所に行かせたくないのに、見送らなきゃいけない。
百合にとって、俺ってなんなの?
遊びなのか?」



『パシーン』って、音が聞こえた瞬間、
俺の左頬に痛みが走った。


目の前の百合が見た事もない形相で、
俺を睨んで、悔しそうでもあり怒りの篭った顔で、
じっと見て、それから静かに言ったんだ。
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