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溺れる恋は藁をも掴む
第5章 女心
香澄の言葉がモヤモヤした気持ちを、
吹き飛ばしてくれるような気がした。

「後ね、
例え、最高の理解者という名のセフレだとしても、
好きな人とのエッチは気持ちいいし、
感じるでしょ?
なら、それもいいんじゃないの?
自分をセーブ出来る言葉でもあるわ。
ハマったらいけないってね。
そう割り切って楽しむのも手よ。
女は、好きな人とセックスする為に生まれてきたのよ。
それが今、手の中にある華は幸せよ」

香澄は熱弁の後、
ほっと一息つくかのように、
紅茶を飲んで微笑んだ。


香澄のハッキリサッパリは気持ちいい。

「香澄さん、勉強になります」

香澄の理屈がすんなり私の中に浸透していく。


何だか楽になったような気がした。
恋愛偏差値の低い私は、
アキとの関係をこのまま終わりにしたくないけど、
最高の理解者という立場に悩んでいた。

このままだとアキに密かに思いを寄せ、
それを隠して抱かれる度に、自分を蔑んでしまいそうだったから。



香澄の言葉を借りるなら、
私も好きな人とセックスする為に、生まれた女なのだから、アキに会いたい、抱かれたいという気持ちに素直になりたくなった。
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