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治してあげます
第5章 タブー
「宮崎ちゃん、おっはよー!!」
朝の7時。
今日は学さんじゃなく、新道先生が訪れた。
「なんで俺なの、見たいな顔しないでよ」
「……してませんよ?」
「してたし……ふーんだ!!」
新道先生は、プーっと頬を膨らませながら淡いピンク色をしたカーテンを音をたてながら乱暴に開けた。
突然はいってきた日光が眩しくて目を瞑る。
「……ひゃあ!!」
目を開けると整った顔が目の前に写りこみ、思わず声をあげてしまった。
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