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第5章 タブー

「本気だけど?」



「わ、私は…学さん一筋です!!」



「…なんで、学って呼んでるの」




しまった…。


冷や汗が背中に流れていくのが感じられた。



「ま、わかってたことだけど」



し、知ってたのか…。


釣られた…。




「そのキスマーク見たら誰でもそう思うよ」



パジャマ越しに、キスマークのあるところを指の腹で触られた。



鎖骨らへんにいくつかあったのを思い出し、顔が熱くなる。



やっぱり、見られているよね…。