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第1章 イケメン先生

更に、寂しくて可笑しくなってしまった、新菜はこんな事を言い出した。


「せんせ……私、宮崎って呼ばれたくない」


「じゃあ、なんて…?」


「にいな……新菜って呼んで欲しいの」



すっかり甘えてしまい、あの独占欲が出てしまっていた。

だけど、先生は何一つ文句を言わず


「はい…!」

と、笑顔で答えていた。



「ただし…二人きりの時だけですからね」