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第1章 イケメン先生

「どうもっ!?」



顔をあげた瞬間、目に飛び込んで来たのは超イケメンの医者。


栗色に染めたような、ゆるいパーマヘアー。ちらりと見える色素の薄い瞳とそのたれ目がたまらない。



名札には、『川崎』と書いてあった。



崎崎同士だ…なんて浮かれていた。浮かれているのは、きっと私だけではないと思う。



きっと後ろにいる綺麗な看護士さんも見とれている。それほどのイケメンなのだ。